令和6(2024)年度助成金活動報告
規格化、制度化された現代社会における個人の物語、アイデンティティのあり方を主題とした芸術表現の探究及び作品制作、発表。
- 活動名称
- 規格化、制度化された現代社会における個人の物語、アイデンティティのあり方を主題とした芸術表現の探究及び作品制作、発表。
- 氏名
- 東本伊代
- 実施年度
- 2025年
助成を受けた活動の成果
【概要・目的】
規格化、制度化された現代社会における個人の物語、アイデンティティのあり方を主題とした芸術表現の探究及び作品制作、発表。特に自身の祖父(阜県で発破士として砕石に携わり、飛騨古川での作業中に発破飛石で死亡した)が関わり、日本の戦後復興や経済成長の一助となりつつも資本主義制度や同時代の社会の流れに翻弄されてきた砕石業への取材を通じて、映像インスタレーション作品を制作する。
制作後、作品内容や取材記録をまとめた小冊子を作り対外へと頒布する。
【スケジュール】
1.日本における砕石について文献・資料を使ってリサーチ<4月>
2.現地(自身の祖父が実際に作業し、死亡した現場でもある岐阜県、飛騨古川地域湯峰トンネル付近砕石場)の歴史的取材及び記録写真・映像撮影<5~6月>
3.砕石業・発破に携わる人に対する取材。特に上記砕石場現管理者(田近工務店)・関係者への聞き取り調査<7~9月>
4.作品化に向けたドローイング<10月>
5.作品形態決定 <11月>
6.作品制作<12~2月>
7.ポートフォリオ・小冊子作成(作品展示風景・作品内容・取材記録写真など)<3月>
【発表方法】
大型作品を制作し、作品内容・展示風景や取材記録写真をポートフォリオ・小冊子にまとめる。
(取材記録・成果として小冊子を取材協力者へ配布。およびZINEとして対外へ頒布)
その後2025年6月に愛知県立芸術大学芸術資料館において開催される学内展において、制作した作品を発表する。
所属研究室担当教員からのフィードバックを受け、同年度2月に開催される愛知県立芸術大学卒業・修了制作展に向けての作品制作に活かす。
【今後の展望】
記憶・自意識・過ごしている日常に内在するイデオロギーや規範など、鑑賞者自身のアイデンティティの形成に関わることがらの存在を知覚させることができるような作品を制作し外へと発表する。
文献や大学卒業後の海外留学を通じて国外の現代アートの動向を学び、国内外を問わず活動できるアーティストとなる。
【その他(応募動機、自己PRなど)】
様々な応募条件があることの多い助成金の中で、学生で活動実績の少ない私でも受け取ることができる可能性のある助成金があると知り、応募致しました。 発表実績自体はまだ少ないですが、現代アートを学ぶ意欲と制作への熱意は常に高く持っています。 それらが学内では認められ、学部は首席で卒業することが出来ました。 助成を頂いた暁には、作品制作と自身のアーティストとしての成長に役立てます。
あなたはそれをとることもできるし、とらないこともできる
全ての作品は下記のPDFからご覧いただけます。