令和6(2024)年度助成金活動報告

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大倉千宙個展「upside warming down」(仮)

活動名称
大倉千宙個展「upside warming down」(仮)
氏名
大倉千宙
名称
--
実施年度
2025年

助成を受けた活動の成果

【概要・目的】

金沢市内にて、主に銅を用いて温度のモデルとしての道具を制作する大倉千宙の初個展を開催する。今回は過去作品と新作、また北方民族博物館※を起点とした民具のリサーチを加え、低温環境への対抗策を想像したい。※北方民族物館へは全和6年度の博物館実習にて訪問を予定


【スケジュール】

展示日程(仮)2025年2月25日(火)~3月10日(月)
リサーチ日程(仮)2025年1月26日(日)~2月12日(水)
自主企画の個展となるため、制作、運営、会計、事務、報告等、すべて大倉千宙本人によるものとする。ところにより人に依頼予定。


【発表方法】

2025年2月25日(火)~3月10日(月)の金沢市内の貸スペースでの展示を成果の発表とする。展示終了後、自身のSNS (X、instagram)でのアーカイブ、記録冊子の作成、各関係者への配布を考えている。


【今後の展望】

将来的な展望として、更に寒冷地での制作活動を行なってみたいと考えいる。制限の強い環境下で生命維持と制作活動が一致する瞬間を体感したい。また。本展をふまえて自身の制作をより深化させると共に、他分野や他地域の人々との交流を重ねていきたい。


【その他(応募動機、自己PRなど)】

もとより、冬季の個展開催を考えており、その内容、クオリティの充実度を上げるため、本助成に応募した。4年間の時間を過ごした金沢と、今回りサーチ先として訪ねる北部族博物館の双方と自身の距離の中で挨拶を交わすような展示ができればと思う。

作品-01

ウォーミングアップの保存方法
サイズ可変
銅、哀鍮、アルミ
2024

作品-02

金属を用いて道具を模造した。その道具の多くは、既に世の中にありふれたものである。しかし、それらの道具を自分で作ってみたとき、手元に道具が一つ増えたという事実と、その作り方を知っているという実感において、自分のもつ手段を多様にできたと感じる。
一方で、金属は自然界に存在する物質であるにもかかわらず、いまだに私は他人の手によって加工された状態でしか加工の術を知らない。それゆえに金属という素材自体が人工物であるという感覚がある。他人の手によって既に加工されたものをまたさらに加工しているという実感は、自身の制作が社会における生産業の一部であるということへの感覚にも繋がっている。 その自己と社会の接続の中で、効率的に形の決まった道具を分解したり、くっつけたり、単純にしたり、ひっくり返したりすることで、既に名付けられた物と物の境界がイメージではなく、事実として存在することを目指した。

作品-03
作品-04

I think withs ink
330 X 450 X 250

2023

全ての作品は下記のPDFからご覧いただけます。

大倉千宙作品