令和6(2024)年度助成金活動報告

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視えない線を描く一油画で表現する平等の境界

活動名称
視えない線を描く一油画で表現する平等の境界
氏名
伊藤藍
実施年度
2025年

助成を受けた活動の成果

【概要・目的】

本プロジェクトは、日本各地での展示を通じて、社会における見えない「線(境界)」がいかに人々の平等感に影響を与えているかを探求します。油画を用いて、ジェンダー、経済格差、人種・民族の違いなど、さまざまなテーマに焦点を当てた作品を制作し、各地域に特化した視点から平等を問い直します。


【スケジュール】

本プロジェクトは、2024年4月から2025年3月までの1年間で実施します。4月から7月にかけて、東京、北京、香港の各都市に特化したテーマに基づき油画作品を制作。8月から11月にかけて各都市で展示を順次開催し、それぞれの地域における社会的課題を反映した作品を発表します。展示期間中には、アーティストトークやワークショップを開催し、地域住民との対話を深めます。また、プロジェクト専用のSNSアカウントを運営し、進捗状況や展示内容を発言。SNSを通じて広く情報を拡散し、来場者とのオンラインでの交流も図ります。プロジェクトリーダーが中心となり、現地スタッフやSNS運営チームと協力してプロジェクトを推進します。


【発表方法】

本プロジェクトの成果は、展示会、SNS、印刷物の3つの方法で発表します。各都市での展示会を通じて、作品を直接鑑賞していただくとともに、アーティストトークやワークショップを開催し、来場者と直接対話する機会を設けます。
SNSでは、展示の準備から終了後の反響まで、プロジェクトの進行状況や裏側を随時発言し、オンラインでのコミュニティを形成します。また、プロジェクト終了後には、展示作品や活動内容をまとめたカタログやレポートを制作し、関係機関や美術館に配布。さらに、このレポートはデジタル版としてウェブサイト上でも公開し、広くアクセス可能にします。これにより、プロジェクトの成果が国内外に広く伝わり、持続的な影響を与えることを目指します。


【今後の展望】

本プロジェクトを通じて得られた経験やネットワークを基盤に、今後はさらに多くの都市で展示を行い、国際的なアートコミュニティとの連携を強化していきたいと考えています。特に、異なる社会的背景を持つ地域での展覧会を増やし、「平等」をテーマにした対話を広げていくことを目指します。長期的には、アーティストとしての活動を通じて、社会的課題への理解を深める場を提供し、次世代のアーティストを支援するための教育プログラムやワークショップを展開したいと考えています。また、今回のプロジェクトで培ったSNS運営のノウハウを活かし、デジタルプラットフォームを通じた作品の発言と、オンラインでのコミュニティ形成を積極的に進め、より多くの人々にアートの力を届けていきます。


【その他(応募動機、自己PRなど)】

私は、油曲を通じて1等」という社会的テーマを広く伝えることを目指しています。今回のプロジェクトでは、東京、北京、香港での展示を通じ、多様な社会背景を持つ人々に対話を促す機会を提供したいと考えています。この助成金は、私のビジョンを実現し、国際的な舞台で平等を訴えるために不可欠です。
東京藝術大学の博士課程で絵画を研究しており、これまでに国内外での展示を通じて多くの作品を発表してきました。
特に、社会的な不平等をテーマにした作品では、鋭い社会的洞察が評価されています。学生として経済的な支援が必要な状況ですが、この助成金を活用して、さらに多くの人々に影響を与えるプロジェクトを実現したいと考えています。


作品-01
作品-02
作品-03

全ての作品は下記のPDFからご覧いただけます。

伊藤藍作品